【大学野球】青学大・西川史礁が存在アピール オリックス・岡崎スカウト「初球からタイミングを合わせられるのは打撃センスが高い」

AI要約

西川史礁選手が侍ジャパン大学日本代表選考合宿で存在感を示し、強肩や打撃センスを発揮した。

合宿には全球団のスカウト陣も視察し、西川選手の才能を高く評価している様子。

西川選手はまだ成長余地を感じつつも、大学日本代表としてチームに貢献することを目指している。

【大学野球】青学大・西川史礁が存在アピール オリックス・岡崎スカウト「初球からタイミングを合わせられるのは打撃センスが高い」

 侍ジャパン大学日本代表選考合宿が23日に神奈川・バッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われ、今秋ドラフト候補の青学大・西川史礁(みしょう)外野手(4年=龍谷大平安)が存在感を発揮した。

 練習日となったこの日は、ウォーミングアップの後に試合の状況を想定したシートノックが行われた。初日の紅白戦では鋭い送球も見せていたが、この日も強肩は披露。「いい感じに出来た」と、右翼からノーバウンドで本塁にレーザービームを連発し、球場を沸かせた。

 その後は5班に分かれて打撃練習。決勝で早大に勝利し、2年連続6度目の優勝を果たした全日本選手権から1週間。「修正するところは修正して」この合宿に臨んだが、「思い描いている打球が少ない。まだ結果がついてきていない」と現状に満足はしていない。

 この日は、複数人で視察する球団も多く、ネット裏にほぼ全球団のスカウト陣が集結した。オリックス・岡崎大輔スカウトは「初球から自分のスイングを仕掛けられるしヒットで結果も出せる。タイミングを合わせられるのは打撃センスが高いということ」と絶賛した。

 合宿は24日に終了し、練習後に侍ジャパン大学代表メンバー24人が発表される。西川は「まだ出し切れていない。チームに必要な、チームに貢献できる選手になれるようにしっかりとやっていきたい」と大学日本代表、その先にあるプロ入りに向けてさらなる成長を誓った。