井岡一翔がラスベガス合宿から帰国 統一戦に向けて「迷いなく戦い抜く準備ができた」

AI要約

WBA王者の井岡一翔がIBF王者との統一戦に臨むために帰国し、充実したトレーニングキャンプを終えた様子。

井岡は帰国後、最終調整として日本でのトレーニングを行い、デビュー戦を控える吉良大弥にも期待を寄せている。

7・7に行われる両国国技館大会はABEMAで生中継される予定。

井岡一翔がラスベガス合宿から帰国 統一戦に向けて「迷いなく戦い抜く準備ができた」

 「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7月7日、両国国技館)

 IBF王者フェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=との統一戦に臨むWBA王者の井岡一翔(35)=志成=が23日、米ラスベガス合宿から帰国した。

 1年ぶりにトレーナーのイスマエル・サラス氏と合宿を張った井岡は「スパーリング相手も食事の環境も良く、バッチリ過ごせた。毎日の食事が楽しみで、しっかり体も調整できた。キャンプ(合宿)の仕上がりもマルティネス対策も、サラスさんと同じ目線にすり合わせて過ごせた。戦略的な内容もたくさん話したが、最終的な戦い方も話せて、まだ日本でも調整があるが、何よりも迷いなく戦い抜く準備ができた。良いキャンプができたな」と、充実した内容に手応え十分の様子。

 今後は「サラスさんのとこでやってきたことを日本に帰って確認して最終調整する」といい、スパーリングも残り1回、4ラウンドだけ行うという。空港では子供たちと久しぶりに再会し、安堵(あんど)の笑顔を見せていた。

 また、27日の後楽園ホールでは自身が志成ジム入りを勧め、合宿にも同行した吉良大弥がデビュー戦を行うが、「最後の週にスパーもバッチリやってたし、デビュー戦なのに、ラスベガスの完璧な環境で、トレーニングと準備ができたという経験が何よりもデカい。状態も良いし、今後に関わる良い経験だったから試合が楽しみ」と、大きな期待を寄せていた。

 なお、7・7両国国技館大会はABEMAで全試合、生中継される。