【ボクシング】小林豪己が防衛に意欲「自分が一番、派手に倒します」

AI要約

ボクシングWBOアジアパシフィック・ミニマム級王者の小林豪己が、過去最高に厳しい計量をクリアした。

小林は47・5キロでリミットの47・6キロをクリアし、挑戦者のジョセフ・スマボンは46・9キロで計量に合格。

小林は減量に苦労しながらも、ベルトを手放さない意思を示し、軽量級での挑戦を決意している。

【ボクシング】小林豪己が防衛に意欲「自分が一番、派手に倒します」

 ボクシングWBOアジアパシフィック・ミニマム級王者の小林豪己(25=真正)が「過去最高に厳しかった」という計量をクリアした。

 23日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われるタイトルマッチの前日計量が22日、大阪市内の日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局で行われた。小林は47・5キロ(リミット47・6キロ)、挑戦者のジョセフ・スマボン(フィリピン)は46・9キロでクリアした。

 小林は「KO決着の試合が多いと思うが自分が一番、派手に倒します」。22年12月に同王座を獲得も、2度目の防衛に失敗して陥落。今年2月の同タイトルの王座決定戦に勝利し、取り戻したベルトを簡単には手放せない。

 最大の壁がウエートだった。「今回、初めてしんどかった。なかなか落とせない」。直前で水抜きの減量法を行うボクサーも少なくないが、小林は逆に水を飲み、固形物を断った。計量を終えて「今はめしのことしか考えられない」と笑顔で言った。

 減量苦はつきまとうが、世界挑戦のチャンスを得るまでこの最軽量級で頑張ると決めた。「軽量級でもおもろい試合をしたい」と力強く宣言した。