マレーが背中手術へ ウィンブルドン開幕直前

AI要約

男子テニス、元世界ランキング1位のアンディ・マレーがウィンブルドン選手権開幕9日前に背中の手術を受けることになった。

マレーは今夏限りで引退する意向を表明しており、背中の負傷によりウィンブルドン前哨戦を途中棄権していた。

マレーは手術後の詳細が分かり次第報告される予定であり、ウィンブルドン出場後にパリ五輪を最後に現役を引退する可能性がある。

マレーが背中手術へ ウィンブルドン開幕直前

【AFP=時事】男子テニス、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)開幕9日前の22日に背中の手術を受けることになった。同選手のマネジメント会社が発表した。

 今夏限りで引退する意向を表明している37歳のマレーは今週、ウィンブルドン前哨戦のシンチ選手権(2024 cinch Championships)に出場したが、ジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)とのシングルス2回戦を5ゲームだけプレーして背中の負傷のため途中棄権していた。

 マネジメント会社は手術後に詳細が分かり次第、できるだけ早く報告するとしている。 

 マレーは2013年にも背中に小さな手術を受けており、1回戦敗退に終わった先日の全仏オープン(French Open 2024)後には痛みに対処する治療が必要だと話していた。

 7月1日開幕のウィンブルドンではシングルスに加え兄ジェイミー(Jamie Murray、英国)とのダブルスも出場を予定している。その後はパリ五輪に参加し、現役生活に幕を下ろすのではないかとみられている。マレーは五輪で2大会連続の金メダルを獲得した実績を誇る。【翻訳編集】 AFPBB News