カブス今永ぼう然 メジャーワーストの3被弾 4回持たず10失点 防御率1.89→2.96に急降下

AI要約

カブス・今永昇太が現地6月21日(日本時間22日)、メッツ戦で11安打10失点の大乱調を見せ、防御率も急激に悪化した。

初回から立ち上がりをメッツ打線につかまり、3ランホームランやソロ本塁打などを浴びて10失点を喫する。

今永にとっては再びの巻き返しが期待される厳しい試合となった。

カブス今永ぼう然 メジャーワーストの3被弾 4回持たず10失点 防御率1.89→2.96に急降下

 カブス・今永昇太が現地6月21日(日本時間22日)、本拠地で行われたメッツ戦に先発。今季初の3被弾含む11安打を浴び3回3分の0を10失点と、いずれもメジャー後、ワーストとなる数字で降板した。防御率は1.89から2.96まで一気に悪化した。

 立ち上がりをメッツ打線につかまった。

 直球が高めに浮き、制球に苦しむ中で初回、先頭のフランシスコ・リンドアに二塁打を許し、続くブランドン・ニモには四球で無死一、二塁のピンチを迎える。

 そして続く3番・J.D.マルティネスにカウント2-1から直球を狙われ、バックスクリーンへ運ばれた。痛恨の先制3ランを浴びた。

 ここから立て直したいところだったが、メッツ打線は追撃の手を緩めない。

 2回先頭のフランシスコ・アルバレスにバックスクリーン左にソロ本塁打を浴び、さらに2回一死から、2番のニモにも直球を捉えられ、この日、3本目となる左中間へ2ランを浴びた。直後には「あれが入るのか」というアクションで今永はぼう然、思わず首を振るしぐさも見せた。

 今永は3回にも二死一、二塁から8番のホセ・イグレシアスに左前適時打、4回も無死一、三塁からマルティネスに中前適時打を許し、ここで降板となった。自己ワーストの11安打10失点。3回0/3降板はいずれもメジャー最短だった。

 今永にとってメッツ戦は5月1日、7回無失点に抑えた相手でもあった。しかし2度目の対戦となれば、相手も対策を講じてくる。

 ここまで7勝をマークするも「自分は通用していると思ってない」と繰り返していただけに、メジャーの洗礼を受けて、再びの巻き返しも期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]