女子日本代表が世界3位の格上オーストラリアに勝利…林咲希や馬瓜エブリンを中心に3P攻勢披露

AI要約

日本代表がオーストラリア代表との試合で勝利を収めた。

日本代表は積極的な攻撃からリードを広げ、相手を抑え込んだ。

再戦も控え、今後の活躍に期待が高まる。

 6月20日に北海きたえーるで「三井不動産カップ2024(北海道大会)」が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)が女子オーストラリア代表(同3位)と対戦した。

 日本の先発は宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)、山本麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)、林咲希(富士通レッドウェーブ)、馬瓜ステファニー(カサデモント サラゴサ/スペイン)、髙田真希(デンソーアイリス)の5人。格上オーストラリアに挑んだ。

 2-7で迎えた第1クォーター開始2分25秒から林が2連続で3ポイントを決めれば、馬瓜ステファニーと髙田がともにスティールから加点。町田瑠唯(富士通)、平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)もコートに立つと、山本の得点でリードを7点に広げた。オーストラリアのタイムアウト後、赤穂ひまわり(デンソー)の3ポイントで点差を2ケタに広げたが、0-6のランを献上。それでも、平下愛佳(トヨタ自動車)の長距離砲で流れを止め、22-19と3点リードで最初の10分間を終えた。

 第2クォーターは林の自身3本目となる3ポイントで先制すると、山本、赤穂、髙田も続いた。残り4分7秒から馬瓜エブリン(デンソー)、馬瓜ステファニーの“馬瓜姉妹”が立て続けに3ポイント。さらに、終了間際に町田が長距離砲を沈め、52-41とリードを11点に拡大して前半を終えた。

 0-5で始まった第3クォーターは開始2分26秒に髙田がチーム初得点をマークすると、2点差に詰め寄られた同3分28秒から山本、林が連続3ポイント。点の取り合いになりながらも馬瓜エブリンの3ポイントやフリースローでつなぎ、69-64と5点リードで最後の10分間に突入した。

 第4クォーターは開始1分21秒までに宮澤夕貴(富士通)、林、髙田が3ポイントを成功。川井麻衣(デンソー)や平下も加勢し、同4分57秒に87-76と11点差に広げた。その後もリードを保持し、最終スコア96-85で勝利。格上相手に白星を手にした。

 なお、日本は21日19時から再びオーストラリアと対戦する。

■試合結果

日本 96-85 オーストラリア(@北海きたえーる)

JPN|22|30|17|27|=96

AUS|19|22|23|21|=85