ダルビッシュ、1Aでのリハビリ登板で4回途中6失点降板…22日ぶり実戦

AI要約

パドレスのダルビッシュ有投手がリハビリ登板を行い、6失点で降板した。

ダルビッシュは前回の登板で左足付け根の張りのため負傷者リスト入りしていた。

監督はリハビリが順調であれば次戦でメジャーに復帰させる予定。

ダルビッシュ、1Aでのリハビリ登板で4回途中6失点降板…22日ぶり実戦

◆米マイナーリーグ(ハイ1A)フォートウェイン・ティンキャップス―ウィスコンシン・ティンバーラトラーズ(19日、インディアナ州フォートウェイン=パークビューフィールド)

 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)、傘下のハイ1Aの試合でリハビリ登板を行った。

 緑のユニホームに身を包んだダルビッシュは初回を3者凡退に退けた。2回は1死から2者連続安打を許して一、二塁。続く打者を二ゴロで二塁封殺し、2死一、三塁となった。すると8番打者の当たり損ねた打球が不運な捕前適時打となり1点を献上。続く9番の指名打者チリノスに95マイル(約152・9キロ)の直球をバックスクリーン左へ放り込まれる3ランでさらに3点を失った。

 4回は安打、暴投、四球で無死一二塁のピンチを招き、1死二、三塁で、3ランを打たれたチリノスに2点適時打を許し、さらに2失点。6失点となり3回1/3で降板した。

 ダルビッシュは先月19日のブレーブス戦で史上3人目の日米通算200勝を達成した。野茂英雄投手に並ぶ日米通算201勝を目指して登板した同29日のマーリンズ戦で5安打3失点(自責点2)で今季最短タイ3イニングで降板、3敗目(4勝)を喫した。その2日後の今月1日(同2日)に、左足付け根の張りのため今季2度目の15日間の負傷者リスト(IL)に登録された。

 パドレスのシルト監督はリハビリ登板で問題がなければ、チームに再合流し、次戦はメジャーで先発させるとの見通しを語っている。