グループE波乱の船出!スロバキアがベルギー撃破!!後半ルカクが連続でゴールネット揺らすも悉く幻に

AI要約

スロバキア代表がベルギー代表を1-0で破る大波乱の結果となった。

スロバキアのシュランツの活躍やVARのチェックでのゴール判定の流れが興味深い。

ベルギー代表は攻め続けたが、スロバキアの守備が最後まで堅かった。

グループE波乱の船出!スロバキアがベルギー撃破!!後半ルカクが連続でゴールネット揺らすも悉く幻に

[6.17 EUROグループE第1節 ベルギー0-1スロバキア フランクフルト]

 EURO2024(欧州選手権)のグループE第1節で、FIFAランキング48位のスロバキア代表が、同3位のベルギー代表に1-0で勝利した。試合前に行われた同組のもうひと試合でも同46位のルーマニア代表が同22位のウクライナ代表に3-0で快勝。グループEは大波乱の船出となった。

 スロバキアがファーストチャンスをしっかりとゴールに繋げた。前半7分、相手のDFラインにプレッシャーをかけるスロバキアはFWイバン・シュランツが奪ってヒールで落とすと、MFユライ・クツカのシュートはGKクーン・カステールスに防がれたが、跳ね返りをシュランツが蹴り込んで先制点が決まった。

 先制を許す前から攻め込んでいたベルギーにとってはまさかの展開となり、その後も圧倒的なポゼッション、そしてFWロメル・ルカクが何度も裏への抜け出しを試みチャンスを迎えるが、スロバキアも高い集中力で最後の仕事をさせない。

 1点ビハインドで折り返した後半もベルギーは圧倒的にボールを支配してゲームを進めるが、後半11分のCKからMFアマドゥ・オナナのヘディングの折り返しをルカクが押し込んで同点に追いついたかと思われた場面もVARのチェックのあとにノーゴールと判定された。

 また後半41分、左サイドを粘って突破したFWロイス・オペンダの折り返しをルカクが合わせて今度こそ同点。かと思われた場面もVARが介入。主審もオン・フィールド・レビューを行うと、ボールを受けた際のオペンダのハンドが確認されたためにゴールが認められることはなかった。