大仁田厚、一日警察署長務め自転車盗難防止をアピール「2ロックを守ろう! 1、2、3、ファイヤー!」

AI要約

プロレスラーの邪道大仁田厚が神奈川県警田浦署の一日警察署長を務め、自転車盗難の抑止キャンペーンを訴えた。

大仁田は、自転車盗難に対して自らの経験を交えながら啓発活動を行い、市民に自転車の防犯対策を呼びかけた。

一日署長としての活動を終えた大仁田は、自転車盗難防止ポスターをお披露目し、任務を完了した。

大仁田厚、一日警察署長務め自転車盗難防止をアピール「2ロックを守ろう! 1、2、3、ファイヤー!」

 今年、レスラーデビュー50周年を迎えた「邪道」大仁田厚(66)が17日、神奈川県警田浦署の一日警察署長を務めた。

 この日、京急線追浜駅前に「一日警察署長」のタスキをかけた制服姿で登場した大仁田は「制服はまったく似合いません。(往年の人気漫画『がきデカ』の)こまわり君みたいだと思いますが、許して下さい」と笑いを取ると、「昔見た映画で刑事役をやった田中邦衛さんにあこがれて刑事になりたかったけど、なれませんでした。今日、一日署長になれて、このまま1日と言わず、365日やりたいと思います」とニヤリ。

 今回、一日署長に就任した目的は田浦署管内で続出している自転車盗難の抑止キャンペーン。

 「僕は世界27か国を回ってきました。一番、治安のいい国が日本だと思ってますが、自転車の盗難って、すごく多いんです。人の自転車を、そこにあるから乗っていっちゃおうなんて行為は窃盗です。俺だったら手錠かけちゃいます」と訴えると、「僕は66年生きてきて、自転車を盗んだことは一度もありません。意外と100円拾ったら、警察に届ける人間なんです」と自己アピールした。

 その上で「自転車に2ロックをかけたら絶対に盗まれません。自分の自転車を守ろう! 盗む人たちに対しても、私たちは準備してるんだと思わせよう!」と叫ぶと、集まった聴衆に自転車のワイヤー錠を手渡し。

 自転車盗難防止ポスターをお披露目すると、田浦署の工藤智仁署長らと並んで「2ロックを守ろう! 1、2、3、ファイヤー!」と絶叫し、一日署長の役割を無事、完了した。(中村 健吾)