第2子誕生の鈴木誠也は『父の日』に1安打…カブス貧打深刻で最下位に再転落、直近10シリーズ中9シリーズで負け越し 

AI要約

カージナルスに敗れたカブスは、貧打が原因で10試合中9試合で負け越す状況にある。

鈴木誠也外野手は父の日に1安打を記録し、成績が徐々に持ち直しつつある。

鈴木の妻が第2子となる次男の誕生を喜び、幸せな日々を送っている。

第2子誕生の鈴木誠也は『父の日』に1安打…カブス貧打深刻で最下位に再転落、直近10シリーズ中9シリーズで負け越し 

◇16日(日本時間17日)MLB カブス1―2カージナルス(シカゴ)

 第2子が誕生したばかりのカブス・鈴木誠也外野手(29)は、父の日に地元のカージナルス戦で4打数1安打、2三振。今季ワーストに並ぶ借金4(34勝38敗)でナ・リーグ中地区最下位に再転落した。

 歯車がかみ合わない。カブスは同じナ中地区ライバルのカージナルス3連戦を1勝2敗と負け越し。唯一、前日に今永昇太が7回1失点の快投を演じた試合を拾った。今シリーズは得点圏打率1割3分(23打数3安打)、長打はハップの2本のみだった。

 これで直近10シリーズ中9シリーズで負け越し、この間は10勝21敗。その最大の原因は貧打だ。5月以降の「チーム打率2割2分」「得点圏打率1割7分6厘」はともにメジャー30球団でワースト、1試合平均3・61得点は同28位と低迷している。

 カブスは4月終了時点は18勝12敗、地区首位に0・5差と健闘していた。鈴木の成績もチームとリンクしている。4月中旬に右脇腹痛で離脱するまでは打率3割5厘、OPS・893だったが、5月11日に復帰して以降は打率2割4分8厘、OPS・748。

 ただし、6月以降は13試合で打率2割9分2厘、3本塁打、7打点と復調気配。盛夏に向け、ハイライトシーンの登場機会増が期待される。

 鈴木の妻・畠山愛理さんは第2子となる次男誕生をこの日インスタグラムで報告し、「愛おしくてたまらない存在がもう1人増えて、益々賑やかな毎日」とつづっている。