永島騎手重賞初Vを師匠高橋康師も祝福「デビューした時から探究心のすごい子」/マーメイドS

AI要約

デビュー4年目の永島まなみ騎手が、待望のJRA重賞初制覇を果たした。初コンビを組んだ4番人気アリスヴェリテで鮮やかに逃げ切った。

高橋康之調教師はレース中電車の中で見守っており、喜びを語った。アリスヴェリテを生産したノースヒルズの前田会長にも感謝を述べた。

師匠は今後も永島まなみ騎手の目標を応援し、理想の騎手像を目指して欲しいとコメントした。

<マーメイドS>◇16日=京都◇G3◇芝2000メートル◇3歳上牝◇出走16頭

 デビュー4年目の永島まなみ騎手(21=高橋康)が、待望のJRA重賞初制覇を果たした。初コンビを組んだ4番人気アリスヴェリテ(牝4、中竹)で鮮やかに逃げ切った。

 師匠の高橋康之調教師(51)は北海道への移動中で、レースは電車の中で見守っていたという。「ペースもすごく良く、馬場のいい今の京都ならと。3~4角ではセーフティーリードかなと思いましたね。電車で周りに人もいましたが、跳び上がりそうでした。うれしいしかないですね。乗せていただいたオーナーや中竹先生、(アリスヴェリテを生産したノースヒルズの)前田会長にも感謝です」と喜びを伝えた。

 これまでを振り返り「デビューした時から探究心のすごい子で、いろんなジョッキーにも話を聞きに行っていた。これからも理想の騎手像を目指してほしいし、いつかは自厩舎でも重賞を勝ってくれたらいいですね」と、さらなる活躍を期待していた。