中日の守護神・マルティネス、きっちり締めて5年連続20セーブ到達「これからもチームの勝利に貢献していきたい」

AI要約

ロッテと中日の試合は延長戦の末、中日が3−4で勝利。中後10回にセーブを決めたマルティネス投手が、5年連続20セーブを達成。

マルティネス投手は先頭のソトを中飛させ、角中を中前打に抑えると、代打・荻野と上田を連続で凡退させた。

岩瀬仁紀に次ぐ球団2位の連続セーブ記録を更新したマルティネス投手は、さらなるチーム貢献を誓いつつ、安定した投球を続ける意向。

◇14日 ロッテ3―4中日(ZOZOマリン)=延長10回

 もつれにもつれた延長戦の最後を守護神がきっちりと締めた。1点を勝ち越した直後の10回にライデル・マルティネス投手が登板し、1イニングを無失点。5年連続で20セーブに到達した。

 危なげなかった。先頭のソトをスライダーで中飛。続く角中に中前打を許したものの、代打・荻野を左飛、続く上田は外角低めに沈むスプリットで空振り三振に仕留めた。「札幌からの移動ゲームだったけど、抑えられてよかったよ」と白い歯をのぞかせた。

 5年連続20セーブは球団では岩瀬仁紀の11年連続に次いで史上2人目。抑えを任された2020年以降、守護神の座を渡すことなく試合を締めてきた。「20セーブで満足せずに、これからもチームの勝利に貢献していきたいね」と頼もしい。カリビアンにとってはあくまで通過点。これからもマウンドに君臨する。