【蒲郡ボート(ナイター)GⅠ周年記念】準優敗退も今節はたくましい内容だった中村晃朋

AI要約

中村晃朋が記念初Vを目指した挑戦は準優で終わるも、堂々とした戦いぶりを見せる。

20代の頃とは異なり、焦りや重圧がなく、次に活かすための経験を積んだ。

吉川元浩も準優1号艇にも関わらず、優出ならずも、足の良さと攻撃力は健在。

【蒲郡ボート(ナイター)GⅠ周年記念】準優敗退も今節はたくましい内容だった中村晃朋

<12日・蒲郡ボート・5日目>

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>

 記念初Vを目指した中村晃朋の挑戦は準優で終わった。1号艇で臨んだ準優は赤岩善生の前付けを受ける構成で深めの進入を余儀なくされ、4カド峰竜太にまくられて万事休す。

 ただ、4日目に自力でトップ通過を確定させるなど、堂々とした戦いぶりは実にたくましい内容。20代の頃は、焦りや重圧があるとターンが雑になる印象だったが、そんな姿とは全く無縁だった。「結果は仕方ない。この経験を生かす」。その言葉が現実になる日も決して遠くはないと信じる。

 ▼6R 内に並ぶ坂元浩仁と吉川元浩の強力機両者を相手に、中村晃朋がアタマ取りに挑戦。3-12-124。

 ▼11R 吉川元浩も準優1号艇ながら優出ならず。ただ、足の良さに陰りはなく、4カドなら先制一発も十分。45-156-156。