「伸びしろがある」サッカー日本代表、冨安健洋が感じる手応え!「特別な感じはない」平常心で臨むシリア代表戦

AI要約

サッカー日本代表は6月11日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選第6節としてシリア代表と対戦。

ミャンマー代表戦からのメンバー入れ替えや3バック戦術の採用が示唆されている。

冨安健洋選手は攻守に貢献する意識を持ち、チームの勝利に向け準備を進めている。

「伸びしろがある」サッカー日本代表、冨安健洋が感じる手応え!「特別な感じはない」平常心で臨むシリア代表戦

 サッカー日本代表は6月11日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選第6節としてシリア代表とエディオンピースウイング広島で対戦する。この試合を前にアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋がインタビューに応えている。

 6日に行われたミャンマー代表との第5節はベンチ外だった冨安は日本代表に対して「正直なところ伸びしろがあると思います。ポジティブな伸びしろであって、常に一緒にサッカーをしているわけじゃないので、それは当たり前のことなので、できている感覚というのもあります」と手応えを感じている。

 ミャンマー戦は欠場となったが、今回のシリア代表戦では冨安の先発が期待される。森保一監督も会見で「3バックは明日のシリア戦でもチームとしてより共有を図れるように、戦術の浸透度を上げていけるようにトライしたいなと思います」と3バックを採用することを明言。さらに、「ミャンマー戦からは選手を入れ替えて、大幅に入れ替えて戦いたいと思います」とメンバーを変更することにも言及している。

 冨安は「その3人がスタメンで出るならというふうに言わせてもらいますけど 」としつつ、「お互いの特徴は分かっていますし、しっかりコミュニケーションを取りながらやれているので」と自信を示している。さらに「(自分は)攻撃の選手だと思っていないので、そういう意味で後ろの選手が前の選手にどれだけいい状態でボールを渡してあげられるか、僕もマチ(町田浩樹)も滉くん(板倉滉)も後ろの役目かなと。サコ(大迫敬介)も」とシリア戦での自らの役割を理解している。

 冨安の言葉通りなら、町田、板倉、冨安が3バックを形成することになるが、3バックの戦術については「どの選手が出るかによって、DFの選手が前にいくのであれば1人少なくなるので、その分守るスペースが増えるかもしれないですけど、森保さんがいつも言っているように全員で守って全員で攻めるので、このチームには守備をサボるような前の選手はいないので」とコメント。また、「特別な感じはないというか、しっかり自分のやるべきことをやって、チームの勝利に貢献できればいいなと思います」と語り、やることは変わらず、平常心でシリア戦に臨めそうだ。

(取材:加藤健一、文・構成:編集部)