ユーロ開幕前に攻撃陣は沈黙! それでもイングランド代表主将は前向き?「大いに楽観的…」

AI要約

イングランド代表はアイスランド代表に0-1で敗れ、ユーロ直前の重要な試合で警鐘を鳴らした。

キャプテンのハリー・ケインは、ファンは楽観的だが、チームはユーロ優勝は容易ではないことを認識すべきだと述べた。

ケインは攻撃陣のチャンスを活かせば結果は変わった可能性もあったと振り返った。

ユーロ開幕前に攻撃陣は沈黙! それでもイングランド代表主将は前向き?「大いに楽観的…」

 イングランド代表のFWハリー・ケインが、7日にウェンブリー・スタジアムで開催され、0-1と敗れたアイスランド代表とのテストマッチを振り返った。イギリスメディア『BBC』が、同9日に報じている。キャプテンのケインは、UEFA EURO 2024(ユーロ)を直前にした重要な強化試合に敗れたが、この一戦をポジティブに振り返っている。

 6月14日からドイツで開催されるユーロの優勝候補の一角としてみられているイングランド代表は、バイエルン・ミュンヘンのケイン、マンチェスター・シティMFフィル・フォーデンがアイスランド戦で先発入り。ベストメンバーとも言える豪華な面々がスタメン入りしたものの、12分に先制点を許すと、そのままゴールを奪えず、0-1で敗れた。試合後には、聖地ウェンブリーの観客からブーイングが浴びせられている。

 イングランド代表歴代最多得点を誇るケインは、「アイスランドに負けたことで多少の騒ぎはあるだろうが、ファンは、大いに楽観的だと思う」と語ったうえで、「最終的には、正しい結果が出せるかどうかは、我々次第」と続けた。30歳のストライカーは、「みんなが思っているほど、ユーロ制覇は、容易なことではないと気づくための良い警鐘になるだろう」と、振り返り、ユーロ優勝が難しい挑戦であることを強調した。

 また、無得点に終わったが、多くの決定機を作り出した攻撃陣については満足している構えを示し、「改善しなければならない点がいくつかあると思う」と前置きしたうえで、「私もコール・パーマーも、それからアンソニー・ゴードンにも良いチャンスがあった。決定的なチャンスが3、4回あったから、3-1か、4-1で試合を終えていたかもしれない。そうなれば、我々は満足してユーロに望んでいただろう」と、チャンスを活かしていれば、違った結果になったとの見解を述べている。