【阪神】才木浩人7勝目で51年ぶり快挙も射程圏内に 奪三振もトップタイ

AI要約

阪神の才木浩人投手が西武戦で素晴らしいピッチングを見せ、8回1死まで無安打無得点の快投を披露。右足をつったまま続投し、ピンチを乗り越えて1安打ピッチングを達成。7勝目を挙げ、チームは3連勝で2位に浮上。

才木の7勝目を挙げたことで、阪神投手がシーズン16勝以上を達成する可能性が浮上。生え抜き右腕の快挙が51年ぶりの可能性も。

阪神は快進撃を続け、日本生命セ・パ交流戦でも好調をキープ。チーム全体の力を感じさせる連勝が続いている。

【阪神】才木浩人7勝目で51年ぶり快挙も射程圏内に 奪三振もトップタイ

<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-0西武>◇9日◇甲子園

 惜しかった! でもすごかった! 阪神才木浩人投手(25)が「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦で8回1死まで無安打無得点の快投を演じた。右足をつりながら続投。治療の直後、山野辺に悔しい三塁打を打たれた。それでもピンチを無失点でしのいで、ド根性の1安打ピッチング。両リーグ単独トップ7勝目(1敗)、奪三振1位タイだ。チームは今季3度目の3連勝でリーグ2位に浮上した。

 ▼才木が両リーグ単独トップの7勝目を挙げた。このペースを維持すれば、年間16勝に達する。阪神の投手がシーズン16勝以上なら、03年井川慶20勝以来21年ぶり。右投手なら、81年小林繁の16勝以来43年ぶり。生え抜き右腕となると、73年の上田二朗22勝以来51年ぶりとなる。