ロバーツ監督、ヤンキース戦歴史的大勝にご満悦「いい気分だ」満員まるでプレーオフの雰囲気の中、敵地連勝「10月にまたこのカードができれば」
ドジャースがヤンキースに2連勝し、ヤンキー・スタジアムで11−3と大勝した。大谷翔平も1安打1打点を記録。
前日に続き、ドジャースの打線が爆発し、大谷やヘルナンデスが活躍。ドジャース監督は勝利に満足の様子。
ヤンキースの敵地での2連勝が価値ある勝利で、球場はプレーオフの雰囲気に包まれた。ロバーツ監督は再戦を期待する。
◇8日(日本時間9日)MLB ヤンキース3―11ドジャース(ニューヨーク)
ドジャースがヤンキー・スタジアムでヤンキースに11―3と大勝して2連勝した。ドジャースがヤンキースに10点以上を奪ったのは、1978年のワールドシリーズ第1戦以来、46年ぶりだ。大谷翔平は「2番・DH」で出場し、4打数1安打1打点、1四球だった。
試合後のドジャース・ロバーツ監督の会見。ヤンキー・スタジアムでの大勝に、指揮官は「いい気分だ」とご満悦だった。
前夜は湿った打線が11安打11得点と爆発した。主役は前日もヒーローになった、大谷翔平と仲がいいT・ヘルナンデス外野手だ。2回の先制ソロと8回の大谷と並ぶ15号ダメ押し満塁弾の2発を放って6打点をマーク。打線をけん引した。
大谷も歴史的な大勝に貢献。同点の3回、変則左腕のコルテスの外真っすぐを巧みにバットに当てて左翼へ。12打席ぶりの安打が、一時勝ち越しとなる適時打となった。
現在、ア・リーグ最高勝率のヤンキースに敵地で2連勝したのは価値がある。2日間ともチケットは完売で、この日はヤンキースタジアムで今季最多の4万8374人が来場。多くのドジャースファンも駆けつける中、プレーオフのような雰囲気の中で完勝した。
ワールドシリーズの前哨戦とも言われるカード。ロバーツ監督は「10月にまたこのカードができればいい」と東西名門チームの頂上対決をにらんだ。