楽天・今江監督、「ひとまず今は本当にいい形でこられている」「しつこいようですけど、目の前の試合をしっかりやるだけ」

AI要約

楽天が中日を逆転し、5連勝で交流戦の単独首位を維持。借金も1まで減らし、好調を維持。

新人選手が活躍し、球団史上初の4カード連続勝ち越しを達成。指揮官も若手選手を高く評価。

今江監督は現状に満足せず、次の試合に集中する姿勢を示す。

楽天・今江監督、「ひとまず今は本当にいい形でこられている」「しつこいようですけど、目の前の試合をしっかりやるだけ」

◇8日 中日2―7楽天(バンテリンドームナゴヤ)

 楽天が今季最長の5連勝で交流戦の単独首位をキープした。この日は1回に2点の先制を許しながら、2回に一挙6点を奪って逆転勝ち。球団史上初となる交流戦開幕4カード連続勝ち越しで最大9あった借金を1まで減らしたが、試合後の今江敏晃監督(40)は「ひとまず今は本当にいい形でこられている」と語る一方、「しつこいようですけど、目の前の試合をしっかりやっていくだけです」と気持ちを引き締めた。

 この日は2019年入団組が活躍した。小郷裕哉外野手(27)が勝ち越しとなる4号満塁弾を右翼席にたたきこみ、渡辺佳明内野手(27)と太田光捕手(27)も適時打。辰己涼介外野手(27)は中堅での好守で先発の古謝樹投手(22)ら中日打線を2点に抑えた4人の投手を助けた。それぞれが持ち味を発揮した形だが、指揮官は「本当に今頑張ってくれている」とコメント。「チームの中心と言っても過言ではない中で、結果を出してチームを引っ張ってくれている」と高く評価した。