新婚の池村寛世、夫婦最初の共同作業をツアー3勝目にするべく2打差の5位で首位をぴったりマーク

AI要約

小木曽喬が66で首位に立つ。池村寛世は新婚で追いかける。

池村寛世とキャディーの琴音さんは夫婦としてもコースでのパフォーマンスを続ける。

池村寛世は優勝すれば米ツアーと欧州ツアーの出場権を手に入れることに期待。

新婚の池村寛世、夫婦最初の共同作業をツアー3勝目にするべく2打差の5位で首位をぴったりマーク

◇8日 男子ゴルフ BMW日本ゴルフツアー選手権森ビル杯第3日(茨城、宍戸ヒルズCC)

 ツアー初勝利を目指す小木曽喬(27)=フロンティアの介護=がこの日のベストスコアタイとなる66で回り、金谷拓実(26)=ヨギボー、岩田寛(43)とともに通算10アンダーで首位に立った。新婚の池村寛世(28)=ディライトワークス=は66をマークし、2打差の5位で追いかける。

 夫婦最初の共同作業はツアー3勝目だ。2週前のミズノ・オープン最終日に逆転Vを逃した後、急いで居住地の名古屋市に戻り、中学時代の同級生でキャディーの琴音さんと婚姻届を出した池村。晴れて夫婦になっても、コースでの二人三脚ぶりは変わらない。前半で5つ貯金をつくり、6バーディー、1ボギーで首位の3人をぴったりマークする。

 ミズノ・オープン最終日の5月26日は2人が付き合い始めた記念日で、どうしてもその日に届けを出したかった。会場の岡山県笠岡市から車で5時間がかりで一度自宅へ戻り、午後10時ごろに区役所の夜間受け付けへ。「あっさりだった。こんなもんかな、という感じ。(正式に妻帯者になっても)何も変わりませんね」と言いながら、顔はうれしそうだ。

 今大会に勝てば、米ツアーと欧州ツアー各1試合の出場権を得られる。「ここは得意コース。明日が楽しみです」。6月9日を、新しい記念日にする。