山本由伸の好投を支えたロバーツ監督の名采配ズバリ!ピンチ脱出の併殺を生んだ必死の指示&ガッツポーズ

AI要約

ドジャース・山本由伸投手の好投とロバーツ監督の名采配に注目が集まる。

山本は自己ベストの106球を投げて無失点7奪三振を記録。

ロバーツ監督の采配が功を奏し、山本がピンチをしのぐダブルプレーを演出。

山本由伸の好投を支えたロバーツ監督の名采配ズバリ!ピンチ脱出の併殺を生んだ必死の指示&ガッツポーズ

【MLB】ヤンキース1-2ドジャース(6月7日・日本時間8日/ニューヨーク)

 ドジャース・山本由伸投手の好投を支えた、ロバーツ監督の名采配に注目が集まっている。先制点を許しかねないピンチで迎えた7回に、名将の采配が功を奏して併殺に打ち取るとファンからは「これはロバーツ監督の采配が素晴らしかった」「名将だわ」と歓喜の声が聴かれた。

 気迫の投球で自己ベストの投球を見せた山本は、スター軍団を相手に勝ち星こそ付かなかったが、7回で106球を投げて無失点7奪三振というメジャー移籍以来、最多となる投球数で完璧に締めくくってみせた。

 中でも注目したいのは7回裏。先頭打者のリゾ内野手をセカンドゴロに仕留めて1アウトを奪ったが、この時点で投球数は98。過去に101球を投げたのが最多の山本としてはそろそろリミットが迫ってきていたが、続くトーレス内野手に対して四球で歩かせてしまった。

 トーレスに対して7球を投げた山本の投球数はこれで自己最多となる105球。ストレートの球威こそ落ちてはいないが、ややコントロールが乱れ出したことを考えるとそろそろ降板させるべきだったが、ドジャース首脳陣は山本を続投させることに。そして打席にはラメーヒュー外野手が入った。

 今季は打率1割台と低迷しているが、過去には首位打者に輝いたことがあるベテランの巧打者。疲れの見え出した山本だが、ここでドジャースのロバーツ監督は二遊間を守るベッツ内野手、ラックス内野手に何か指示を出して、ポジション位置を調整した。

 そうしてプレーが再開され、山本は152キロのストレートを高めに投じると、ラメーヒューはバットを出した。打球はやや二塁ベース寄りに守っていたセカンドのラックスの真正面。捕球したラックスはすぐにショートのベッツへ送球。二塁フォースアウトの後、ベッツは一塁へ送球。打者走者のラメーヒューもアウトとなり、4-6-3のダブルプレーでピンチを見事に脱してみせた。

 直前の守備位置の指示が見事に的中したとあり、ロバーツ監督もベンチでガッツポーズを見せ、ベンチに戻ってきた山本に熱いハグで迎え入れた。このシーンにABEMAのコメント欄でも「ロバーツの采配ピタリ」「ロバーツアツいな!」「由伸もよく抑えた!!」「ハグの姿いいね」など大興奮となった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)