クリスタル・パレスの共同オーナーがエヴァートン買収に名乗り 財政危機に瀕する名門

AI要約

エヴァートンが財政危機に直面し、5つの団体が買収を検討している状況が報じられている。

投資会社A-Capやクリスタル・パレスの共同オーナーなど複数の団体がエヴァートン買収に興味を示している。

モシリ氏が株式保有率を94.1%にまで引き上げ、クラブの将来について検討している中、今後の買収交渉やクラブの運営に注目が集まっている。

クリスタル・パレスの共同オーナーがエヴァートン買収に名乗り 財政危機に瀕する名門

財政危機に瀕しているエヴァートンだが現在、5つの団体が買収を検討していると英『Sky Sports』が報じている。

投資会社777との交渉が不調に終わったが、別の投資会社A-Capが投資額を増やすことを検討している。

また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエヴァートン買収を希望している。他にも地元の実業家アンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も前向きな姿勢を示しているとされる。

エヴァートンのオーナー、ファルハド・モシリ氏はアーセナルの元株主で、2016年にエヴァートンの株式49.9%を取得すると、2022年1月までに1億ポンド(約200億円)を出資し、株式保有率は94.1%になっている。

2023‐24シーズンはイングランド・プレミアリーグの財務規則に抵触し勝点剥奪処分を受けて15位に終わったエヴァートン。

クラブの経営が定まらないと、今夏の選手強化に向けて出遅れるばかりではなく、有力選手が加入に二の足を踏むことも懸念される。

モシリ氏はクラブの将来について検討しており、水面下で買収交渉が行われているとみられている。今後の動向に注目だ。