「もっと勝ちたい」日本代表DF板倉滉が語る収穫と今後の展望「そういうチームにならないといけないと感じているし、そういう場所でプレーしたい」

AI要約

ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が、6月に行われる代表活動を前に独占インタビューに応じ、連勝を誓っている。

板倉は過酷なシーズンを振り返りながら、チームと日本代表での更なる活躍を誓っている。

板倉は自らのゴールパフォーマンスに込めたメッセージや社会貢献活動についても言及し、今後の目標を語った。

「もっと勝ちたい」日本代表DF板倉滉が語る収穫と今後の展望「そういうチームにならないといけないと感じているし、そういう場所でプレーしたい」

 ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が、6月に行われる代表活動を前に独占インタビューに応じ意気込みを語った。すでに最終予選出場が決まっている状況だが「2戦2勝して気持ちよくオフに向かいたい」と連勝を誓っている。

 6月2日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選のミャンマー代表戦、シリア代表戦に向けて日本代表DF板倉滉を特集。石川県で行われた社会貢献プロジェクト『Ko Creation Project』を開催した板倉に、番組が独占インタビューを行った。

 今シーズンのボルシアMGは、厳しい残留争いに巻き込まれた。ブンデスリーガ14位でフィニッシュして来季の1部残留を決めたが、「なかなか勝てないシーズンだった。初めての残留争いでプレッシャーのかかる試合が多かった」と苦しかった胸の内を明かす。しかし「この1年間、そういうプレッシャーのなかでプレーできたのは自分にとってポジティブな経験だった。個人がレベルアップするためにも必要な経験だったかなと思います」と逆境を糧に前を向いた。

 一方で「もっと勝ちたい」という貪欲な思いは常に持っている。そのためにも「そういうチームにならないといけないと感じているし、そういう場所でプレーしたい」と意気込みを口にした。

 また、日本代表の活動についても言及。すでに最終予選への出場を決めている状況だが、6日のミャンマー戦、11日のシリア戦は「代表として戦う以上、負けていい試合はない」と消化試合としては考えていない。「この短い期間でレベルアップしないといけない。日本代表をもっと強くするなかで、充実した期間にしないといけない。2戦2勝して気持ちよくオフに向かいたい」と、日本代表のさらなる強化に向けた大事な試合と位置付けて望む。

 そんな板倉は昨年9月に放送された『ABEMAスポーツタイム』の企画で、日本代表月間MVPに選ばれた。ブンデスリーガ第3節のバイエルン戦で、板倉はヘディングからゴールを決めると、片手で「r」の形を作ったゴールパフォーマンスを見せていた。これは板倉が行っている社会貢献活動(KCP)で訪れた、小児科病棟で出会った少年と約束していたゴールパフォーマンスだった。

 番組スペシャルサポーターの影山優佳は「こういう選手を見たいと思えるようなゴールシーンだった」と受賞理由を説明。スタジオからも暖かな拍手が起こった。

 「普段は別に見ていないという言い方はおかしいけれど…」という板倉だが、この放送については「自分のことを取り上げてもらって、連絡もいただいた。もっと素晴らしいゴールがあったと思うけど、そのなかであれを選んでいただけたのは嬉しい」とにっこり。「この先はゴールでも選ばれるように頑張りたい」と意気込みを口にした。

(ABEMAスポーツタイム)