中日・根尾昂、5回1失点、勝ち投手の権利を得て降板 ウエスタン阪神戦、初回に先制許すも…以降粘投

AI要約

中日の根尾昂投手がウエスタン・リーグの試合で5イニングを投げ、3安打1失点の投球を見せた。7四球という課題も残したが、粘り強いピッチングで得点を最小限に抑えた。

阪神との試合では先制ランを許す場面もあったが、勝ち投手の権利を得るまで投げ続けた。走者を背負いつつも、重要な局面で要所を抑える投球が光った。

根尾は前回登板から中11日での登板だったが、2軍再合流後の初登板であり、チームにとっても重要なマウンドとなった。

中日・根尾昂、5回1失点、勝ち投手の権利を得て降板 ウエスタン阪神戦、初回に先制許すも…以降粘投

◇7日 ウエスタン・リーグ 阪神―中日(阪神鳴尾浜球場)

 中日の根尾昂投手が先発し、5イニングを3安打1失点。勝ち投手の権利を得て降板した。ただ7四球と課題も残った。

 毎回得点圏に走者を背負いつつ、何とか粘った。初回、先頭の阪神・高寺に変化球を右前に運ばれた。右翼手の後藤がダイビングキャッチを試みるも捕球出来ず、三塁打に。続く島田には四球と二盗で無死二、三塁とされたが、野口を空振り三振。井上には中犠飛を浴びて先制を許すも、外角直球でノイジーを見逃し三振に仕留めた。

 4回には1死から遠藤に四球を与えたが、味谷が二盗を阻止。続く井坪と戸井に連続四球を与えて2死一、二塁とされたが、藤田を空振り三振としピンチを脱した。5回は1死から島田に左前打。野口は捕飛に仕留めたが井上に四球を与え2死一、二塁に。それでもノイジーを二飛に仕留めた。

 5回を投げ終えたところで、2番手・フェリスにスイッチ。打線は6回に3得点し試合をひっくり返した。根尾は2軍再合流後の初登板だった前回登板の5月26日の広島戦(ナゴヤ)から中11日での登板だった。