【日本ハム】山崎福也が7連勝、6月初白星かけ7日・ヤクルト戦で先発…敵地神宮に「いいイメージはありますね」

AI要約

日本ハム・山崎福也投手(31)がヤクルト戦で7連勝をかけて先発予定。昨年の交流戦で神宮で好投打を披露し、敵地で再び活躍を目指す。

自然に心躍る神宮を好きな山崎は、昨年の交流戦でも活躍。明大時代から慣れ親しんだ球場で、カード初戦に臨む意気込み。

5月を3連勝で終え、リーグトップ6勝を誇る山崎は、敵地でのヤクルト戦を前に好調を維持。投打に期待が高まる。

【日本ハム】山崎福也が7連勝、6月初白星かけ7日・ヤクルト戦で先発…敵地神宮に「いいイメージはありますね」

 日本ハム・山崎福也投手(31)がリーグトップ7勝目を懸け、7日のヤクルト戦(神宮)で先発する。オリックスに所属した昨年の交流戦では同球場で行われた一戦で、7回7奪三振1失点、打っても2安打1打点と投打二刀流で活躍。自身7連勝、6月初白星に向けて、好相性を自認する敵地で快投を披露する。

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  自然と心躍る球場で、再び勢いを加速させる。山崎は5月を無傷の3連勝で締め、ここまでリーグトップ6勝。前回登板から中7日、休養十分で迎える敵地でのヤクルト戦に向け「(球場に)いいイメージはありますね」と自信をにじませた。

 大好きな神宮でハッスルする。オリックス時代の22年は日本シリーズで2試合に登板し、計9回無失点、打っても適時打を記録。昨年6月16日の交流戦ではプロ入り後最速の152キロを計測し、7回1失点で勝利投手に。バットでも先制打含む2安打の大活躍だった。自身にとっては、明大時代から慣れ親しむ庭。得意の舞台でカード初戦を託された。

 FA加入した今季は、3月19日のヤクルトとのオープン戦(神宮)で6回1安打0封。新庄監督も思わず「福也くんに尽きるでしょう。悪いところを探すほうが難しい」とうなる内容だった。しかし、前回は開幕前であることを考慮して「(打席に)立ちたかったけど、けがしてもあれなので我慢します」と本業に専念。野手顔負けの打力を兼ね備え、打席に立つ機会のある交流戦を「モチベーションの一つ」と語ってきた左腕にとっては、これ以上ない条件で試合に臨むことができる。

 5月30日の阪神戦(甲子園)では「6番・投手」でサプライズ起用され、先制V打&8回無失点と投打二刀流で躍動。指揮官は既に「次からは9(番)」と打順を明言しているが、再びの活躍に期待は高まる。6日はエスコンで軽めの最終調整。「しっかりゲームメイクしたい」と背番号18。暴れる準備はできている。

(堀内 啓太)

 〇…日本ハム・鈴木健矢投手(26)が6日の広島戦(マツダ)で先発し、5回6安打3失点で今季2敗目を喫した。5月3日のオリックス戦以来、約1か月ぶりの先発マウンド。建山投手コーチが「ボールになることを嫌がり、甘いところに集まりすぎて打たれてしまった」と振り返ったように出ばなをくじかれた。初回2死二塁から末包に先制2ランを浴びると、2回は1死二、三塁から秋山に左犠飛を献上。鈴木は「序盤の失点が悔やまれます。試合の入りから悪い流れをつくってしまった」と悔しさをにじませた。