【ソフトバンク】正木智也２軍で２戦連発＆４安打「負けたくない」同じ慶大卒柳町と広瀬から刺激
AI要約
ソフトバンク正木智也外野手（24）が2戦連発を含む4安打の固め打ちを見せる。
正木は打撃改良に取り組み、5月下旬にアッパー気味のスイングを導入して結果を出す。
柳町や広瀬との競争意識もあり、24打点を記録し、リーグ2冠の首位に立つ。
＜ウエスタン・リーグ：ソフトバンク2－3中日＞6日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンク正木智也外野手（24）が2戦連発を含む4安打の固め打ちを見せた。2軍中日戦に「4番・左翼」で出場。
0－0の4回1死一塁で左翼席中段に5号2ランを放ち「ちょっと詰まった。テラスに入るかなと思っていたら意外と飛んでいました」と本人も驚きの1発だった。左安打、左本塁打、左二塁打、中安打の4打数4安打で、三塁打が出ればサイクル安打の大暴れ。同リーグ5本塁打は阪神井上と並びトップ、24打点も井上とオリックス池田に並んでトップに浮上した。リーグ2冠で打率も2割8分9厘まで上げた。
1軍では同じ慶応－慶大卒の柳町と広瀬が連日活躍を見せている。正木は「やっぱり負けたくない気持ちもあります。（柳町と広瀬が）ヒットを打つとうれしい気持ちの方が大きいですけど、やっぱり負けたくはない。柳町さんは同じ外野手ですし、負けないように頑張りたい」と刺激を受けていた。
5月下旬に「ちょっとアッパー（スイング）気味にした」と打撃改良に着手。「今まではボールを切ってバックスピンがかかりすぎていた。打球を切らなくなったので、ゴロでも早い打球で抜けたりライナーも増えました」と手応えをつかんでいる。「体のキレは良くなってきていますし、状態はいいかなと思います」と表情も晴れやかだった。【只松憲】
