試合中に左フック一発KO コンゴ女子選手がモロッコ選手を倒す 英紙「厳しい処分が必要」

AI要約

女子サッカーの国際試合で、コンゴ代表FWが相手選手にパンチを繰り返す暴力事件が発生。

映像がSNSで拡散し、世界中から非難を受ける事態となった。

モロッコが勝利した試合での暴力行為を受け、選手自身も暴力を許容しない姿勢を示した。

 女子サッカーの国際試合で、珍しい“暴力事件”が起きた。4日(日本時間)、コンゴとモロッコの親善試合で、コンゴ代表FWルス・キポイ(26=ガラタサライ)が後半14分、ラフプレーでレッドカードをもらった直後、相手DFヤスミン・ミスタベットに左フックを見舞った。右顎にパンチを受けた相手は、そのままピッチにダウンした。

 この映像がSNSで拡散し、キポイは世界から非難を受けた。英紙デーリーメールは5日「SNSでは“暴力事件として懲役刑が必要だ”との意見もある。厳しい処分が必要だ」と主張した。

 モロッコは3-2で勝利。一発KOされたミスタベットはSNSで「暴力的な行為を許してはいけない。試合中に意見の衝突で緊張が高まることはあるが、一線を越えてはいけない。今回の事件がアフリカ女子サッカー選手成長の妨げになってはいけない」とつづった。