大谷翔平は4打数1安打2三振 水原事件から再出発も打率.321、ド軍は0-1完封負け

AI要約

大谷翔平投手がパイレーツ戦で1安打を記録し、チームは完封負けを喫した。

打席でのプレー内容や初のPNCパークでの安打などが報告された。

水原一平被告の出廷や声明も取り上げられ、勝利はならなかった。

大谷翔平は4打数1安打2三振 水原事件から再出発も打率.321、ド軍は0-1完封負け

■パイレーツ 1ー0 ドジャース(日本時間5日・ピッツバーグ)

 ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地のパイレーツ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打2三振だった。打率.321。チームは0-1で今季4度目の完封負けを喫し、連勝は2でストップした。

 22歳の新人右腕ジョーンズと対戦。初回1死は空振り三振、3回無死一塁は遊ゴロ併殺打に倒れた。第1打席は外角高めへの101マイル(約162.5キロ)、第2打席も外角高めへのチェンジアップといずれもボール球に手を出した。5回1死は空振り三振といいところがなかった。

 一矢報いたのは1点リードの8回先頭だった。剛腕チャップマンの低めに落ちるスプリットを中前へしぶとく打ち返した。2試合ぶり安打はメジャー7年目で初見参のPNCパークでは初安打。同2死一、三塁までチャンスを広げたが、得点にはつながらなかった。

 この日、元通訳の水原一平被告がカリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、銀行詐欺と虚偽の税務書類作成の罪を認めた。「この事件に終止符を打ち、前に進む時期が来たと思ってます。これからもこのチームの一員として少しでも勝利に貢献できるよう集中して行きたいと思っております」との声明を出したが、この日の勝利はならなかった。