大谷翔平「事件に終止符を打ち、前に進む時期が来た」水原被告が罪を認めた事を受けコメント発表

AI要約

ドジャース大谷翔平投手の元通訳である水原一平被告が銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪を認めた。

大谷は捜査の完了と水原被告の罪認定を受け、終結を迎えたとコメントした。

水原被告は複数の罪状で起訴され、判決は10月25日に予定されている。

大谷翔平「事件に終止符を打ち、前に進む時期が来た」水原被告が罪を認めた事を受けコメント発表

 ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告(39)が4日(日本時間5日)、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、銀行詐欺と虚偽の納税申告という2つの罪状で罪を認めた。大谷はこれを受けてコメントを発表した。

    ◇   ◇   ◇

 大谷 捜査が完了し、罪も全て認められた今、私及び家族に取っても重要な終結を迎えることができました。すべての証拠を完全に明らかにしながら、これほど徹底的かつ効果的な調査を迅速に遂行してくれた当局の方々に心から感謝したいと思います。

 これは僕にとっても非常に複雑で困難な時期でした。この間にずっと絶え間ない支援を続けてくれた僕のサポートチームに感謝しております。家族、代理人、エージェンシー、弁護士、そしてドジャースの組織全体に感謝しております。

 この事件に終止符を打ち、前に進む時期が来たと思ってます。これからもこのチームの一員として少しでも勝利に貢献できるよう集中して行きたいと思っております。

 これからも宜しくお願い申し上げます。

 水原被告は21年11月から24年3月にかけて違法スポーツ賭博で巨額の借金を抱え、返済のため大谷の銀行口座から不正に送金。その額は計1700万ドル(約26億4000万円)と伝えられている。判決は10月25日午後2時(現地時間)の予定。2つの罪に対する量刑は、最長で禁錮33年となっているが、司法取引に応じているため、減刑される見込みだ。