ジョコビッチが全仏OP棄権 4回戦で右膝半月板を損傷

AI要約

男子テニスの世界ランキング1位で、四大大会最多通算24勝のノバク・ジョコビッチが全仏オープンでの膝の負傷を理由に準々決勝を棄権することを発表しました。

負傷は右膝の内側半月板を損傷したためで、大会主催者も検査結果を受けてジョコビッチの棄権を決定しました。

ジョコビッチの棄権により、キャスパー・ルードが準々決勝に進出し、準決勝ではアレクサンダー・ズベレフかアレックス・デミノーと対戦することが決まりました。

ジョコビッチが全仏OP棄権 4回戦で右膝半月板を損傷

【AFP=時事】男子テニスの世界ランキング1位で、四大大会(グランドスラム)最多通算24勝のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は4日、全仏オープンテニス(French Open 2024)4回戦での膝の負傷を理由に、準々決勝を棄権すると発表した。

 ジョコビッチはソーシャルメディア上に、「ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)を棄権しなければならないと伝えるのは本当に悲しい。昨日の試合では全力を尽くしたが、残念ながら右膝の内側半月板を損傷したため、慎重に検討し、協議した結果、チームと自分は厳しい判断を下さなければならなかった」と記した。

 大会主催者はこれに先立ち、4日に行われた検査で負傷が明らかになったことを受けてジョコビッチの棄権を明らかにしていた。

 ジョコビッチは5日に予定されている準々決勝で、第7シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)と対戦予定だった。この結果ルードは4強入りが決まり、7日の準決勝では第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)か第11シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)と相まみえることが決まった。

 37歳のジョコビッチは、3日に行われた第23シードのフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)との4回戦をフルセットで勝利した後、試合を乗り切るために抗炎症薬が必要だったと明かしていた。【翻訳編集】 AFPBB News