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テニス=ジョコビッチ8強入りも膝負傷、「様子見る」 全仏OP
全仏オープンで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチが膝の怪我を抱えながらも準々決勝に進出。
ジョコビッチは4回戦で苦しい試合を繰り広げ、逆転勝利を収めた。
準々決勝では昨年の決勝で対戦したカスパー・ルードと対戦する。
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[パリ 3日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは3日、パリのローランギャロスで男子シングルス4回戦を行い、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は試合中に膝を痛めながらも準々決勝に勝ち上がった。
第1シードのジョコビッチは第23シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦。6─1で第1セットを取った後の第2セット途中で転倒してメディカルタイムアウトを取り、ここから2セットを続けて奪われた。それでも第4セットで7─5と追いつくと、最後は6─3で逆転勝利を収めた。
数週間前から右膝に軽い違和感を覚えていたというジョコビッチは第2セットの転倒で状態が悪化し、「一時はこのまま続けるべきかどうか迷った」とコメント。それでも第3セット終了後にさらに投薬とトレーナーの治療を受けると、「30分から45分後、第4セットの終盤から良くなり始めた」という。
第5セットはほとんど痛みがなかったと振り返ったジョコビッチだが、「薬の効果は長続きしないので様子を見る。明日も検査と診察を受ける」とし、「現時点ではこれ以上話せない。明日は何が起こるか分からない」と話した。
5日の準々決勝では昨年の決勝で下したカスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。
そのほか、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は第13シードのホルガー・ルネ(デンマーク)にフルセットで勝利。第5シードでロシア出身のダニル・メドベージェフは第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)に敗れた。