大谷翔平 術後最多80球のキャッチボール パイレーツ戦には「2番・DH」で先発出場

AI要約

大谷翔平投手はピッツバーグでの試合に"2番・DH"として出場し、手術後最多の80球のキャッチボールを行った。

元専属通訳の水原一平被告の有罪答弁により一連の騒動は終結し、大谷自身も前進を宣言した。

ドジャース球団も前向きな声明を発表し、大谷には今季15号本塁打への期待が高まっている。

 ドジャースの大谷翔平投手(29)は4日(日本時間5日)、敵地ピッツバーグでのパイレーツ戦に「2番・DH」で出場する。

 大谷は試合前に約23分間、右肘手術後としては最多となる80球のキャッチボールを行った。約18メートルの距離で、最後の10球は自ら球種を宣告しながら感触を確かめるように丁寧に投げた。

 この日は元専属通訳の水原一平被告(39)が連邦地裁で有罪答弁を行い、一連の騒動は一区切りを迎えた。MLB、ドジャース球団が事態の終結を声明で発表する中、大谷自身も「この事件に終止符を打ち、前に進む時期が来たと思ってます」などと声明を発表。より試合に集中できる環境が整ったことを喜ぶかのように、すっきりした表情でのキャチボールだった。

 ドジャース球団も声明で「翔平とチームがこの件を全て忘れ、ワールドシリーズ優勝を目指して前進できることを嬉しく思います」と前向きに捉えており、大谷には4試合ぶり今季15号本塁打への期待がかかる。