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大谷翔平、58試合目で移籍後初の申告敬遠…エ軍時代の昨季21個が激減…ド軍とエ軍の違い鮮明
大谷翔平選手が3打数無安打の中、申告敬遠を記録。ドジャースは4-0で勝利し、ナ・リーグ西地区首位を快走。
大谷が新たな挑戦として申告敬遠に対する対応が注目される中、チームは貯金を15に増やし好調を維持。
ドジャースとエンゼルスの対照的な成績が描かれ、大谷の古巣エンゼルスの状況も触れられた。
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◇2日(日本時間3日) 大リーグ ドジャース4-0ロッキーズ(ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手がロッキーズ戦に「2番・DH」で出場し、3打数無安打、1申告敬遠に終わった。チームは4-0で快勝して2連勝。貯金を「15」としてナ・リーグ西地区首位を快走。この後はピッツバーグ、ニューヨークの東海岸遠征が控える。
見せ場は3点リードの8回1死二、三塁だった。ノーヒットの大谷は打つ気満々で打席に入った。しかし、審判は大谷に向けて指で「4」を示し、移籍後初めての申告敬遠。ドジャースファンから少しブーイングが起きた。
今季の申告敬遠は58試合で一つ目で、シーズン3個ペースだ。エンゼルス時代の昨季、21個の申告敬遠を記録したが、今年は簡単に歩かされるケースがこれまでなかった。後ろに控えるのは、メジャー屈指の巧打者のフリーマン。さらに、強打のスミスと続く。相手も「大谷勝負」をせざる得ない状況だ。昨季はトラウトが離脱後、勝負を避けられるケースが増えた。
大谷はこの日快音は聞かれなかったが、ドジャースは投打が格下のロッキーズに投打で上回って貯金を「15」に増やした。一方で、古巣のエンゼルスは5連敗で借金は「17」まで膨れ上がった。同じロサンゼルスを本拠地とする2チームの格差は広がるばかり。古巣を愛する大谷の気持ちは複雑だだろう。