【バレーボール】4日開幕のネーションズリーグ福岡大会 地元が期待する〝スポーツの力〟

AI要約

バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会には、男子日本代表の五輪メダル獲得に向けた前哨戦と、女子日本代表の残り5枠のパリ五輪切符を懸けた戦いが期待されている。

北九州市では他にも卓球の世界ランキング上位選手が集結するWTTファイナルなど、複数の国際大会が行われ、スポーツが市民や子供たちに活力を与える場として位置づけられている。

福岡県もスポーツ推進計画の中で、スポーツを通じて県民の興味や関心を高め、子供たちに夢や希望を持たせることを目指している。

【バレーボール】4日開幕のネーションズリーグ福岡大会 地元が期待する〝スポーツの力〟

 買取大吉バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会(男子=6月4~9日、女子=6月11~16日)を前に、地元からは〝スポーツの力〟を期待する声が上がっている。

 すでにパリ五輪切符を獲得している男子日本代表にとっては、悲願の五輪メダルに向けた前哨戦。女子日本代表にとっては残り5枠のパリ五輪切符を懸けた大一番ということもあり、北九州市の担当者は「男子も女子も非常にチケットの売れ行きも良いと聞いている。全国からたくさんの方が来てくださるのでは」と胸を膨らませる。

 北九州市では他にも卓球の世界ランキング上位選手が集結するWTTファイナル(11月)など、複数の国際大会が行われる。同担当者は狙いについて「スポーツは市民の活力につながるようなものだと思っていて、子供たちにとっても間近で世界のトップ選手を見ることで『ああいう選手になりたい』などと夢が広がるのでは」と語った。

 福岡県も同様の見解を示す。県の担当者は「スポーツ推進計画の中で『福岡県のスポーツをより元気に』『スポーツの力で福岡県をより元気に』という理念を掲げている」と明かした上で「子供たちが夢や希望を持つきっかけになってほしいし、県民のスポーツに対する興味や関心が高まってくれたら」と声を弾ませた。

 今大会には県内25の小学校から6年生を約1500人招待する。同担当者は「中学校に入ると部活動が始まるので、スポーツへの関心が高まって、自分もやってみたいと思ってもらえるきっかけとなってくれれば」と説明。九州の地で繰り広げる熱戦は、子供たちの未来を変える可能性を秘めている。