【全米女子オープン】5年ぶりメジャーV見えた!渋野日向子66、首位と2打差でホールアウト 

AI要約

全米女子オープンで、渋野日向子が素晴らしいプレーを見せ、首位と2打差の4位につけた。

渋野は7バーディー、4ボギーのラウンドを終え、最終日に向けて期待を高めている。

前日の成績から大きく進歩し、5年ぶりのメジャー優勝を目指す渋野の活躍が注目されている。

【全米女子オープン】5年ぶりメジャーV見えた!渋野日向子66、首位と2打差でホールアウト 

<米女子ゴルフツアー:全米女子オープン>◇第3日◇1日◇米ペンシルベニア州・ランカスターCC(パー70)

 5打差5位から出た渋野日向子(25=サントリー)は7バーディー、4ボギーの66で回り通算3アンダー207、ホールアウト時点で首位と2打差の4位につけた。

 しぶこスマイルが満開の1日だった。最終18番パー4。残り約250ヤードの第2打をピンそばにぴたりとつける。難なく沈めて、この日7個目のバーディーで第3ラウンド(R)を締めた。ギャラリーの声援に満面の笑みを浮かべた。

 渋野の日だった。2日目を終えてアンダーパーが4人のみの難コース。前半から3バーディーを奪って、スコアを1つ伸ばして折り返すと、11番でバーディーを重ねて、懸命にトップを追った。迎えた14番パー4。バーディーパットはカップの縁に止まった。不運なパーと思われた、その時、ボールはゆっくりとカップに吸い込まれた。その間10秒。「奇跡の10秒」に、しぶこスマイルを全開にして喜んだ。

 前日の第2Rは3バーディー、3ボギーの70で回り、通算1オーバー141、首位と5打差の5位で決勝ラウンド(R)に進出。メジャーの全米女子オープンでの決勝R進出は4位に入った2020年以来4年ぶりとなり「ちょっと衝撃」と驚きを隠せなかった。

 無理もない。今季は9戦中6戦で予選落ち。直近の出場大会も2戦連続予選落ちと苦闘していた。今大会前にドライバーとアイアンのシャフトを以前使用していた柔らかいタイプに変更。これが功を奏した。

 運命の最終日。2019年8月の全英女子オープン以来、5年ぶりのメジャー優勝へ、しぶこが突き進む。