猛暑続きでエアコンの故障が“急増” 修理業者が教える「故障を防ぐ使い方」のコツ

AI要約

名古屋市で猛暑日が続く中、エアコンの故障が急増していることが報告されている。

修理業者は修理依頼が殺到しており、修理までに時間がかかる状況が続いている。

エアコンの故障を防ぐためには定期的なフィルターの清掃が重要である。

猛暑続きでエアコンの故障が“急増” 修理業者が教える「故障を防ぐ使い方」のコツ

19日の名古屋も猛暑日の記録を更新しましたが、いまエアコンの故障が急増しているというんです。名古屋の修理業者に密着取材、そして故障を防ぐ使い方を教えてもらいました。

 19日、名古屋市では最高気温36.9℃を記録し、観測史上最も遅い猛暑日になりました。

 今年の猛暑日は46日目となり、過去最多の記録を更新中です。

 「ドデスカ+」スタッフの自宅のエアコン。

 「温かい風しか出ない」(スタッフ)

 数分後、エアコンから悲しい音が――

 「変な音がした。完全に壊れた」(スタッフ)

 ランプが点滅し、完全に故障。

 修理業者に電話したところ「猛暑で修理依頼が相次ぎ、30日にしか修理に行けません…」との返答が――

 「昔はお盆が過ぎたら、エアコンは終わりというのがあった。最近は9月、10月頭まで修理依頼があります」(ユーキ 山田吉紀社長)

 名古屋市千種区を中心にエアコンの修理をしている電気工事会社「ユーキ」には、多くの依頼が舞い込んでいます。19日は千種区にある飲食店です。

 「エアコンの室内機から排水エラーが出ているので改修しています。排水の受け皿にごみが詰まったりなどで、水が吐き出されなくなることが多い」(山田社長)

 先週土曜日の営業終了後にエアコンの異常に気付き、修理を依頼。

 19日までの営業はエアコンの不調と闘いながら、扇風機を使うなどして、なんとかしのいだといいます。

 

 調理の油汚れなどが溜まった受け皿をきれいにして、排水ポンプに異常がないかチェックします。

 蒸し暑い室内の中で、ファン付き作業着を頼りに作業を進めること約1時間。

 「もう冷えているので大丈夫だと思います」(山田社長)

 9月下旬に入ってからもエアコンの修理に追われています。

 「最近では9月になっても、エアコンが壊れたら交換だったり、壊れたから修理だったり、みなさん思われている」(山田社長)

 Q.修理依頼で多いのは?

 「エアコンからの水漏れが多いです」(山田社長) 

 エアコンの修理業者も大忙しという今。故障のリスクを減らすために、私たちができることは――

 「実際使う人ができることって、結構限られているので、1番はフィルターの清掃。エアコンを毎日使われる時期だと、週に1回、2週間に1回くらい清掃してもらえるといい」(山田社長)