「劇症型」溶連菌を抑える化合物を発見…神戸大などのチーム

AI要約

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の致死率が高い要因として白血球の働きを助ける仕組みが神戸大などのチームによって発見された。

溶連菌が血液中に侵入することで急速に重症化し、手足の壊死や多臓器不全を引き起こすことがある劇症型について、治療薬開発の可能性が示唆されている。

研究チームは、溶連菌が白血球の免疫機能を妨げる酵素に作用する化合物を発見し、今後の安全な治療薬開発に期待がかかる。