東京理科大と慈恵医大、連携で新体制へ「ニーズ高まる理系人材育成」

AI要約

東京理科大は、東京慈恵会医科大と連携し、新しい研究教育グループを発足。将来は参加大学を増やし世界トップレベルを目指す。

理科大の石川学長は、理系人材への期待が高まり、科学技術の変化に対応するため、新構想「TUS SciTech」を発表する。

石川学長は連携を強化し、領域を広げて他大学との連携を進める意向を示す。

東京理科大と慈恵医大、連携で新体制へ「ニーズ高まる理系人材育成」

 東京理科大は、東京慈恵会医科大と連携し、学生が両大学の講義を受けられ、変化の激しい理系教育や研究のニーズに応えられる新体制を発足させる。将来的には参加大学を増やして、世界トップレベルの研究教育グループに発展させたい考えだ。理科大の石川正俊学長が朝日新聞のインタビューに明らかにした。

 理科大の略称と科学技術を意味する新構想「TUS SciTech(サイテック)」を近く発表する。

 石川学長は「理系人材への期待の高まりを感じるとともに、科学技術や社会の変化がとてつもなく速くなっている。新しい研究、教育のために、これまで以上に領域を広げて他大学との連携をスピード感を持って進めたい」と話す。