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「ものづくりに関心を」高校で製造業のガイダンス 売り手市場の中、企業が魅力アピール 福島
高校生の就職活動が活発化しており、製造業の企業ガイダンスが行われました。
修明高校の3年生90人が参加し、製造業の魅力や福利厚生などが紹介されました。
企業からのアピールに生徒たちは興味を持ち、将来の進路や将来について考える良い機会となりました。
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売り手市場が続いている高校生の就職。6月1日以降には高校生を採用したいという企業がハローワークに求人票を提出するなど、高校生の就活が動き出します。そんな中、高校生を対象にした企業ガイダンスが行われました。
製造業の企業ガイダンスが行われたのは、福島県棚倉町にある修明高校です。就職や進学を控えた3年生、およそ90人が参加しました。
県が主催したこの事業は『感働!ふくしま』プロジェクトの一環で、普段製造業に接する機会の少ない普通科などの高校生に、その魅力を知ってもらおうと開かれました。参加した企業の担当者は、製造している商品の特徴を紹介したり、休暇制度など福利厚生が充実していることなどをアピールしたりしていました。
参加した企業「きょうのガイダンスを通じて、高校生たちがものづくりに興味をもってもらえたらと思う。そして製造業を目指していただけたらと思います」
高校生は、熱心にメモをとるなどして就職活動の参考にしていました。
参加した生徒「求人票からはわからない、製造業の魅力を直接企業の方々から聞くことができたので、今後の進路活動に生かしていきたい」
参加した生徒「自分の将来について改めて考えられるいい時間になりました」
県では、企業ガイダンスのほかに高校生を対象にしたものづくり企業の見学会や技術体験なども開くことにしています。