宇部興産中央病院、10月から「宇部中央病院」に改称【宇部】

AI要約

宇部興産中央病院は、10月1日から名称を「宇部中央病院」に変更する。

新しい名称のもと、高度な専門・救急医療を追求し地域に貢献していくことが目指されている。

病院名変更に伴い、ロゴやシンボルマークも一新される予定である。

宇部興産中央病院、10月から「宇部中央病院」に改称【宇部】

 宇部興産中央病院(西崎隆文院長)は、10月1日から「宇部中央病院」に名称を変更する。広域医療圏において欠かせない地域中核病院を目指し、新たな思いで高度な専門・救急医療を追求し、地域に貢献していく。

 同病院は2014年に宇部興産(現UBE)から離れて医療法人化。病院名は変えずにいたが、同法人化から10年を節目に改称する。「中央病院」として地域に浸透しているため、新名称を決定した。

 ロゴやシンボルマークも一新する。ロゴはシンプルで優しさが感じられる書体を採用。マークにはシンボルカラーの青と病院のイメージ花であるタンポポの黄色を使用し、寄り添う医療で地域社会を支えるために、人と人との「つながり」と「支え合い」が感じられるデザインにした。

 10月までの約4カ月間で病院の看板を付け替え、封筒なども一新する。バス停に表示されている病院名も変更してもらうよう調整する。

 西崎院長は「名称が変わることで気持ちを新たにして、新興感染症や医師の高齢化など、病院を取り巻く変化に機敏に取り組んでいく。高齢者のフレイル(虚弱)などにも対応し、健康長寿を進めていきたい」と話した。

 同病院は1953年に結核診療所・宇部興産サナトリウムとして開設。

 66年に宇部興産中央病院に改名して以来58年間、この名称で親しまれてきた。