GⅢナイター歴代1位の売り上げ記録 函館競輪「五稜郭杯」

AI要約

函館市競輪事業部は22日、市営函館競輪場で16~19の4日間開催した能登半島地震復興支援競輪・函館競輪開設74周年記念五稜郭杯争奪戦の売り上げが55億2207万8700円と歴代1位を記録し、予想を上回った。

本場での入場者数は8089人で、2022年よりも大幅に増加。トッププロの出場や多彩な企画などで幅広い世代が楽しめるイベントが展開された。

売り上げの内訳や入場者数の詳細も明らかになり、主催者は成功したイベントの振り返りをしている。

GⅢナイター歴代1位の売り上げ記録 函館競輪「五稜郭杯」

 函館市競輪事業部は22日、市営函館競輪場で16~19の4日間開催した能登半島地震復興支援競輪・函館競輪開設74周年記念五稜郭杯争奪戦(GⅢナイター)の売り上げ実績を公表した。これまで全国で開催したGⅢナイターで歴代1位の売り上げとなる55億2207万8700円の売り上げを記録し、当初予算で見込んだ50億円を10・4%上回った。

 本場の期間中の入場者は8089人で、新型コロナウイルス禍にあった2022年に開催した記念競輪の6964人に比べ、大幅に集客。古性優作選手(大阪・100期)や佐藤慎太郎選手(福島・78期)らS級S班のトッププロが出場。レース期間中は、お笑い芸人を招いたステージショーやキッチンカーの出店、来場者プレゼントの実施など、幅広い世代が楽しめる多彩な企画も用意し、イベントを盛り上げた。

 売り上げのうち、インターネット場外は31億3973万円で、22年比で21・7%増、場間場外は14億3815万3300円で同20・9%減だった。入場者数増に伴い、本場とサテライト松風の売り上げは5088万4200円で同4・2%増だった。

 本場の入場者は、初日が1028人、2日目が922人、3日目が2663人、4日目が3476人で、松風は計606人だった。同部は「有力選手が多く出場するレースを開催することができ、盛況につながった。ファンの注目度が高く週末は晴天にも恵まれ、非常に良かった」としている。