VRで浸水体験、AED操作、はしご車登場…「災害への備え」楽しく学ぶ 岐阜・大垣市でフェスタ 

AI要約

大垣市外野で開催された防災フェスタでは、地域住民が楽しみながら防災知識や技術を身に付けた。

中部地域づくり協会のブースでは、VR体験や避難所設備の実物展示などが行われ、浸水や避難の難しさを体感した。

子どもたちはパトカーや消防車の展示で楽しんだ。高さ21メートルの屈折はしご車に乗った親子も貴重な体験を楽しんだ。

VRで浸水体験、AED操作、はしご車登場…「災害への備え」楽しく学ぶ 岐阜・大垣市でフェスタ 

 岐阜県大垣青年会議所の防災フェスタが、大垣市外野のイオンモール大垣で催された。西濃地域の自治体や警察、消防、各種団体などが防災にまつわる体験や展示、ステージイベントを用意し、地域住民が楽しみながら知識や技術を身に付けた。

 中部地域づくり協会(名古屋市)のブースでは、来場者がVR(仮想現実)ゴーグルを装着し、家屋への浸水や避難、車の水没などを疑似体験し、急速に水位を増す浸水の怖さや避難の難しさを感じた。

 ほかにも避難所で使われるテント、段ボールベッドや簡易トイレの実物が設置されたほか、訓練用の消火器や自動体外式除細動器(AED)の操作体験もあった。パトカーや消防車、屈折はしご車の展示では、子どもたちが乗車体験や記念撮影を楽しんだ。

 高さ21メートルの屈折はしご車に乗った親子は「ちょっと怖かった」「めったにできない体験ができた」と笑顔を見せた。