「通話を録音します」自動音声と録音機能付き機器で高齢者の特殊詐欺被害を防げ 無料貸し出しも

AI要約

名古屋市内で高齢者向け特殊詐欺の被害防止キャンペーンが実施された。

被害のほとんどが電話詐欺で、市は自動音声機を電話に取り付けることを推奨している。

愛知県警も被害防止のため、犯人と話さないことを強調している。

高齢者を特殊詐欺の被害から守ろうと、啓発キャンペーンが名古屋市内で行われました。

名古屋おもてなし武将隊 徳川家康:

「特殊詐欺につかまらぬように」

名古屋市では2023年、特殊詐欺の被害が737件あり、その約8割はかかってきた電話がきっかけでした。このため市は、犯人への警告のため「通話の内容が録音される」という内容の自動音声が流れる機械を電話機に取り付けることを勧めています。

5月21日は、この機械の無料貸し出しの受け付けも行われ、早速申し込む人の姿も見られました。

愛知県警 地域安全推進課 榎本真由子課長補佐:

「犯人と話すと、どれだけ知識があってもだまされてしまう巧妙な手口なので、まずは話さないための対策を行ってほしい」