「胸元まで水がきて泳いだ」仮設住宅で浸水相次ぐ「ひどい!」 馳浩石川県知事が現地視察
石川県輪島市と珠洲市で仮設住宅への浸水が相次ぎ、被災者が再び住む場所を失い不安を訴えている。
輪島市の仮設住宅が21日の大雨で床上浸水し、住民が被害を受けた様子が報告された。
県知事が被害状況を視察し、国との連携を図り、対応を急ぐ意向を示した。
石川県輪島市と珠洲市では仮設住宅への浸水も相次ぎ、再び住む場所を失った被災者は不安の声を上げています。
輪島市宅田町にある仮設住宅は、21日からの大雨で床上浸水しました。敷地内にある車も水に浸かりました。
高齢の男性「21日に胸元まで水がきた。泳いだ。命があるだけでもお釣りがくる」住民の男性「5月にやっと仮設住宅ができて、ちょっと落ち着いてきた矢先の出来事。今まで『仮設の仮設』なんて聞いたことのないので…」
22日午後、馳浩石川県知事が現地を視察し、仮設住宅の被害状況を確認しました。
馳知事「中、点検していい?」
同行者「どうぞ」
視察した馳知事は、報道陣の問いかけに対し「ひどい!本当にすぐ国とも連携して市長に話を聞いて…直します」と述べました。
県のまとめでは。22日午前10時までに輪島市と珠洲市あわせて9つの仮設団地で床上浸水の被害が確認されているということです。