地震が相次ぐなか宇和島で防災の知識を学べる体験イベント【愛媛】
宇和島市で災害に備えるイベントが開催された。
災害ボランティアの育成と地域の防災力向上を図るための取り組み。
参加者は地震の頻発や備えの重要性を再認識。
地震や大雨などの災害に備え、さまざまな知識などを体験しながら学べるイベントが22日、宇和島市でありました。
災害ボランティアの育成と地域の防災力向上を図ろうと、NPO法人「うわじまグランマジャパン」と「宇和島NPOセンター」が合同で開きました。
会場には、新聞紙やレジ袋などを利用して食器や応急手当用の道具を作ったり、ブルーシートの正しい張り方や家具の転倒防止について学んだりできるブースなどが設けられました。
4月には県内で最大震度6弱、8月には南海トラフ地震の臨時情報が出され、20日夜には宇和島市などで震度4を観測するなど地震が相次いでいて、参加者は備えの大切さを改めて感じていました。
参加者した人は「日々意識が高まっていると思いますし、自宅でも防災グッズを用意しましょうとか、子どもにこういう機会を持たせてあげられるのが良かったなと思いました」などと話していました。