染め織物や焼物など… 銀座で「沖縄工芸フェア」 あす9月23日まで 16の産地組合が出展

AI要約

沖縄の伝統工芸をPRする「沖縄工芸フェア」が東京で開幕。16の産地組合が出展し、首里織や焼物、三線など多彩な工芸品が紹介された。

来場者は工芸品を手に取り、体験コーナーや実演に参加し、盛況だった。

沖縄の伝統工芸品の認知度が向上し、東京での売り込みも成功を目指す。

染め織物や焼物など… 銀座で「沖縄工芸フェア」 あす9月23日まで 16の産地組合が出展

 【東京】沖縄の伝統工芸をPRする「沖縄工芸フェア」(主催・沖縄工芸ふれあい広場実行委員会、県)が21日、東京・銀座の時事通信ホールで開幕した。16の産地組合が出展。首里織などの染め織物、焼物、三線といった多彩な工芸品の魅力を伝えた。23日まで。

 各ブースで、来場者が工芸品を手に取り、品定めをしていた=写真。紅型、琉球漆器の螺鈿(らでん)、ウージ染めなどの体験コーナーも充実。壺屋焼や宮古上布の実演にも人だかりができるなど、にぎわった。

 県ものづくり振興課の末吉洋祐主査は「来場者は増加傾向にあり、年々認知度は高まっている」と説明。昨年は2千人が来場したといい、最大の消費地である東京で、沖縄の伝統工芸品を売り込む考えだ。(東京報道部・照屋剛志)