山梨県立図書館で講座「学びと地域の今とこれから」 ワークショップも

AI要約

山梨県立図書館で開催される「学びと地域の今とこれから」ワークショップ講座について。住民や地域が協力して取り組む具体的な手法を学ぶイベント。

ゲストスピーカーに元中学教諭と政治学者が参加し、協力のテクノロジーについて議論。福祉教育の現場や組織改革に焦点を当てる。

開催時間は10時~15時30分で、参加は無料。ウェブでの申し込みが可能。

山梨県立図書館で講座「学びと地域の今とこれから」 ワークショップも

 山梨県立図書館(甲府市北口22)イベントスペースで9月30日、ワークショップを交えた講座「学

(甲府経済新聞)

びと地域の今とこれから」が開催される。主催は山梨県ボランティア・NPOセンター(丸の内2)。

 同講座は福祉教育推進事業の一環で、「山梨県の学校や社会が必要としている『地域の力』とは何なのか、住民や地域が協力により連携することで実現した具体的な取り組みの手法について」を学ぶ。

 ゲストスピーカーは、元中学教諭・山梨教育庁義務教育課 教育指導主事の平尾和樹さんと、「教室を生きのびる政治学」「政治学者PTA会長になる」の著者で専修大学法学部・政治学者の岡田憲治さん。平尾さんの学校現場での取り組みと岡田さんの体験事例を元に、「協力のテクノロジー」を共著したNPO法人「協力アカデミー」代表の松原明さんが、「協力というテクノロジーをもって誰もが取り組める課題」としてひも解き、考えるワークショップを行う。

 運営に携わるNPO法人「イエカラ」代表の新井円さんは「福祉教育の現場に携わる知人から『現場がひっ迫しすぎてどうすることもできない』という現状を聞き、PTAの運営などの組織改革をした実績のある岡田さんを呼びたいと思った。福祉教育の理想だけは分かっているが、どうすればいいかが分からない現状もある。協力のテクノロジーを使って、どこでも誰でも実践できる形ができれば」と話す。

 開催時間は10時~15時30分。参加無料。参加申し込みはウェブで受け付ける。