老朽化した橋のメンテナンス 上天草市樋島大橋
国土交通省が老朽化した樋島大橋の状態を確認するため、職員を派遣
樋島大橋は塩害で損傷が進んでおり、耐久性の低下が懸念されている
技術集団が現場入りし、来年3月までに修理の助言を行う予定
老朽化した橋の状態を確認するため、国土交通省は上天草市の樋島大橋に職員らを派遣しました。
1972年にできた樋島大橋は、全長約290メートルの特殊な吊り橋構造で、揺れを防ぐケーブルが塩害で錆びるなど損傷が進み、耐久性の低下も懸念されています。
上天草市が管理していますが、「緊急的かつ高度な技術を要する」として、九州地方整備局などの職員ら道路メンテナンスの技術集団が、20日に現場に入り、状態を調べました。
来年3月までに調査結果をまとめ、修理するかどうかなど、上天草市へ助言をするということです。