パンダの楓浜も啓発 秋の交通安全運動

AI要約

和歌山県警が交通安全教室を開催し、地元日置保育園園児が交通ルールを学ぶ。

交通安全意識を育む取り組みで、楓浜というパンダも参加し、啓発グッズを配布。

参加した子どもたちは楽しみながら交通安全の重要性を学び、喜びを共有。

パンダの楓浜も啓発 秋の交通安全運動

 「秋の全国交通安全運動」(21~30日)初日の21日、和歌山県警は白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で交通安全教室を開いた。「交通安全和歌山夢大使」を務めている雌のジャイアントパンダ「楓浜(ふうひん)」(3歳)が見守る中、地元日置保育園園児が、警察官から横断歩道の渡り方などを学んだ。

 大人になっても交通ルールを守る意識を持ち続けてほしいと開催した。園児は反射材の付け方などを学んだ後、警察官と一緒に反射ストラップなどの啓発グッズを来園者に手渡した。

 園児のかけ声で登場した楓浜は、竹を並べて作った横断歩道と「てをあげよう」の文字の近くにゆっくりと座り、竹を食べていた。

 教室に参加した向井胡桃ちゃん(6)は「楽しかった。パンダがいてうれしかった」と喜んでいた。