クルーズ船でテロ対処訓練

AI要約

宮古島市の平良港でクルーズ船内でのテロを想定した訓練が行われた。

訓練では不審者が乗客に刃物を持って暴れ、対応が行われた。

訓練を通じて官民一体となった対処の練習が重要性が強調された。

クルーズ船でテロ対処訓練

クルーズ船の船内でのテロを想定した訓練が17日、宮古島市の平良港で行われました。

宮古島や伊良部島の周辺を周遊するクルーズ船「モンブラン」の船内で行われた訓練には、警察や民間の遊覧船事業所など5つの機関や団体が参加しました。

訓練は船の従業員に出港を強要する不審者が船内で刃物を持って暴れ、乗客が負傷したことを想定して行われました。

参加者たちは通報をはじめ、操舵室への侵入阻止、被疑者の確保、負傷者の搬送といった一連の流れを確認し迅速な対応のための連携を確認しながら緊張感を持って取り組んでいました。

訓練を終え講評した宮古島署の新垣健一郎署長は「テロを未然に防ぐ環境作りと万が一、発生した場合に被害を最小限に止めるためにも官民一体となった対処の練度の向上が重要と強調しました。