北上運輸 第一貨物(山形)子会社に 従業員は継続雇用【岩手】

AI要約

第一貨物が北上運輸を全株式取得し連結子会社化したことを明らかにした。

北上運輸は60年以上の歴史を持ち、トラック輸送や倉庫事業を展開している。

これにより、北上運輸は第一貨物グループに加わり、福島第一物流社長が新社長に就任する。

 貨物自動車運送事業、倉庫業などの第一貨物(本社山形市、米田総一郎社長、資本金1億円)は20日、一般貨物自動車運送事業、倉庫業の北上運輸(本社北上市町分、藤村秀一社長、資本金1500万円)の全株式を取得し、連結子会社化したことを明らかにした。

 北上運輸は1961年設立。以来60年以上にわたりトラック輸送、倉庫事業を展開し、現在は北上、盛岡両市と名古屋市に営業所を持つ。2024年3月期の売上高は約20億円。

 北上運輸が第一貨物の傘下に入ることで、第一貨物グループ子会社で福島第一物流(福島県須賀川市)社長の水上洋一氏が20日付で社長に就任。藤村社長は顧問となる。北上運輸の名称や業務内容に変更はなく、従業員約110人も継続雇用される。